播種の仕方

  1. 収穫したての種子の場合は、37℃〜50℃程度の恒温乾燥器に種子を入れて、1日〜1週間程度休眠打破を行う。収穫後1年以上経過している日本晴系統の場合は休眠打破を行う必要はない。
  2. 次亜塩素酸ソーダ溶液(アンチホルミン、和光、化学用)を等倍に希釈した溶液に種子を入れて、30分程度殺菌処理を行う。
  3. 次亜塩素酸ソーダ溶液を除き、滅菌水で種子を数回洗う。
  4. 滅菌した土(出来れば育苗用培土)の上に種子を置床し、種子に水が被らない程度に土を湿らせて、容器をラップで覆って、ある程度の湿度が維持出来るようにして25℃〜30℃程度の場所で発芽させる。
  5. 15 cm程度まで生長したところで、ラップに隙間を開け、数日かけて徐々に隙間を広げて外気に慣らす。
  6. 播種後3〜4週間経過したら移植する。

お問い合わせは、ゲノム動態研究室 廣近 (hirohiko@abr.affrc.go.jp)、宮尾 (miyao@affrc.go.jp)まで
$Id: seeding.html.ja,v 1.2 2003/03/03 11:56:02 miyao Exp $