農業生物資源研究所遺伝子機能研究チームでは、イネの内在性レトロトランスポゾンTos17を転移させて作成したイネ「日本晴」遺伝子破壊系統を作製しています。これらの系統を総称してミュータントパネル(突然変異集合体の意味)と呼んでいます。また、トランスポゾンの挿入によって破壊された領域の塩基配列の解析をSTAFF研究所との共同研究で進めています。得られたミュータントから遺伝子の機能の解析を行っているところですが、私達以外の研究にも役立つ場合もあるかと思います。
そこで、研究者各人が自分の興味のある遺伝子の塩基配列が、これまで調べた隣接塩基配列の中に含まれるかどうかを検索するページを作成しました。隣接塩基配列にヒットするということは、対応する系統が検索に用いた遺伝子の破壊系統の可能性があることを示しています。
検索で類似の隣接塩基配列が検出されると、その塩基配列に対応する植物名と、これまでに観察したデータを閲覧できます。また、種子の配布も可能です。
さらに、3次元DNAプールを用いたPCRスクリーニングの結果から系統名を検索できるようにしました。
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配布しているミュータントの種子は再分化当代の種子ですので、ミュータントホモ、ヘテロ、野性型が1:2:1の割合で混ざった状態になっています。それぞれの種子から育てた個体の葉よりDNAを抽出して、サザン解析等で目的の遺伝子がミュータントホモになっている個体を決めてから解析を進めて下さい。